当育英会について

まっすぐに生きる人へ。

人と生まれてもっとも大切なものは「道徳」です。
道徳とは〝徳の道〟すなわち〝人の道〟です。人に生まれた以上、徳を高めることこそ豊かな人生を送ることができる唯一の道と考えます。
人としてあるべき姿を自覚し、常に自分の心を正すことで自信がつき、志を持って何事にも真剣に取り組む。これが私たちの道徳教育です。

育英会の設立

当会は、特に太平洋戦争後の、道徳心に欠けた多くの日本人の現状を憂慮し、平成15年、創設者多田哲也によって設立されました。自らの幼少期の教育環境と、困難に打ち克って事業を確立した経験に基づき、私財を投じて300年の計をもって、道徳教育の当育英会を設立しました。
設立以来、多くの優秀な修了生が社会に貢献できる職業を志し、医学部、看護学部、教育学部、法学部に進学しています。
多田脩學育英會は、日本の将来を担う高校生の道徳的人格者育成を続けています。

創立者 多田 哲也

創設者のことば

『私は幼少より、母から儒の心(儒学)で養育されました。
生涯にわたり儒学思想を学業と実業に活学(実践)した結果が、今の私です』

創設者 多田哲也と育英会

1931年(昭和6年) 生まれ。1968年(昭和43年)世界最初のトリガースプレイヤーを発明、キャニヨン株式会社創立。製品の開発、製造、販売を通じて、現在150ヶ国余りの家庭用、工業用など多分野に普及。

安全で大気を汚さない製品として地球環境の保全にも貢献。2003年(平成15年)特許料を基本財産とし当育英会を創設。2015年(平成27年) 5月永眠、享年83歳。

脩學館 玄関
脩學館 玄関

当育英会の特色 ― 脩學生制度

当会独自の脩學生制度とは、奨学金支給の条件として、3年間脩學生として道徳教育の場である脩學講座を受講します。年に1~2回行われる脩學講座の受講ならびに当会オリジナルテキストである脩身計6巻の勉強を通して、自らを律し正しい成長に向けての姿勢を育みます。

返済不要の奨学金

当育英会が支給する奨学金は返済の必要がありません。道徳的人格者を目指した優秀な修了生が、ひとりでも多く社会に巣立ってゆくことを願っています。